久間発言
原田重光です。
「しょうがない」の如き表現は被爆者と国民を逆なでし、自民党にとって大打撃になるであろう位のことを彼は予測できなかった様です。真に残念至極です。あれ以来、マスコミも野党もこの発言と安倍首相への非難ばかりに熱中しています。これもまた情けないことです。
私は久間発言の直後、辞任前の7/2に読売新聞「気流」に次の拙文を投稿しました。久間発言には敢えて触れずに書きましたが多分見送られるでしょうからここに公開致す次第。
【表題】終戦の歴史 正面から学ぼう
日本に降伏を求めるポツダム宣言が発表されたのは沖縄陥落後の1945年7月26日だった。宣言は「受諾シナケレバ完全ナル壊滅アルノミ」と結んでいる。原爆の予告であったろう。しかし政府は廣島原爆の後も好条件の仲介をソ連に懇願し続けた。そのソ連はヤルタ密約によって長崎原爆の日に対日宣戦布告した。それでも閣議は受諾を見送り一億総玉砕の国家方針を貫く。やがて混迷した閣議は天皇にご聖断を仰ぎようやく受諾したのが8月15日の終戦である。もし原爆投下がなかったらご聖断を仰ぐこともしなかったと思う。であれば一億総玉砕、又は米ソによる民族分断は必至だった筈。無差別殺戮の原爆によるあの惨状は痛ましい。だから核廃絶を訴えるべきは当然である。しかし原爆が日本を亡国から救った、それ程に日本政府の視野は狭かったとも言える。私達はこの歴史をよく勉強し今後の外交と国防について広い視野で考えることこそ重要なのではないだろうか。
「平和を守ろう」というスローガン程具体性に欠けた言葉はないと思います。原爆投下は倫理的にもあってはならないことです。しかし原爆を非難するだけだと世界から「でも終戦を遅らせたのは視野の狭い日本政府だったことをあなたは知っているのですか?原爆投下が無かったならどうなっていたと思いますか?」と質問されるでしょう。これにチャント答えられる“平和運動家”は少ないのではないでしょうか。そこが問題ですね。 つまり戦後63年近くなっても相変わらず感情論でしか物事を語れない日本人では世界に理解しては貰えないと思うのですが如何?
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コメント
原田さんの記事で 気になること。
天皇陛下のご聖断で 敗戦を受け入れたと言うが 天皇は 明らかに戦争の責任者の一人です。たまたま マッカーサーが 日本の統治のため免責した方が有利と判断したものと 私は考えています。
また 原爆をドイツには投下せず 黄色人種の日本に 2発も投下したことには 怒りを覚えるし 無差別殺人と非難すべきでしょう。
もちろん 日本軍部幹部の無責任な指導は許せませんが。
投稿: 小町のご隠居 | 2007年7月24日 (火) 13時47分
原田です。コメント有難う御座いました。色々な考え方があって当然と思っています。真に悩ましいテーマですネ。
投稿: 原田重光 | 2007年7月25日 (水) 16時15分