家族の会話 その今昔
原田重光です。我々の少年時代は親兄弟姉妹、家族同士はいつでも語りかけて大笑いしたり叱られたりしたものです。 新聞、読書、パソコンの最中ならば一時停止すれば支障なく会話できますが、テレビ漬けの昨今、番組は一方的に進行しますから語りかけることは相手に迷惑との配慮が必要になりました。思いついたその時に語りかけるのが本当は生きた会話なのですが、テレビ視聴も重要なので仕方ありません。でもくだらない番組もありますネ。孫達もテレビやゲームに熱中しているので彼らに対しても同様の配慮が働きます。これらの機器は子供達同士の会話をも阻害している筈です。
一日は24時間一定。この時間をどう使うか?大人にとっても子供にとっても難題です。最近の親御さん達は職業においても益々多忙、そんなこんなで家族の意思疎通が益々困難な時代となりました。孤独に置かれた子供達はケイタイ上に友人を求め、あらぬ大人に誘惑される悲しい事件が激増。ケイタイ業者の「規制されたら事業が成り立たない」との言葉に私はあきれています。社会に有害な部分は事業から除外されねばならない筈なのに。
情報化社会が進めば進むほど大切な家族間の情報交換、つまり会話が逆に阻害されています。あゝ、何たる矛盾!メルコがケイタイからキッパリと撤退しました。草創期以来の関係者の皆様、ご苦労様でした。
問題は情報分野に限りませんネ。需要が有れば何でも供給される先進国社会では歩きたくない大人、ナイフを使えない子供、ころんでも手をつけない子供が増えました。文明が人間本来の能力を減衰させつつあります。私は長生きして世の行く末を見極めたい!悪趣味ですかネ?
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