2007年5月14日 (月)

ハゲタカ

先日 NTTの特番で 新日鉄の社長が インドの鉄鋼会社ミタルに企業買収される可能性が大きく その対抗策に駆けずり回っている姿が映っていた。ミタルなどは 数年前までは 名前も知らない小さな鉄鋼会社であったが 突如 怪獣のごとく変身し アルセロールを飲み込み 世界最大の規模になり 今度はアジアの鉄鋼会社がターゲットになっているらしい。

6月からの三角合併の解禁となると 鉄は国家なりとうそぶいていた あの新日鉄ですら吸収されてしまう懸念があるとは。

これまでは 経営破たんしたゴルフ場や金融関係の会社が外資により買われたてきたが、日本を支えてきた産業の主要企業が 次々と買収されるとなると これは一大事である。いわゆるハゲタカは 買収し 解体して売却し 売買益を稼ぐことが目的で 企業を地道に成長させることや 働いている従業員や顧客を親身に考えていない。

競争原理や市場原理がグロバルスタンダードの言うが この弱肉強食的なやり方では 日本の産業構造を壊滅させ 国益を損ずることになりそうだ。

アメリカでは ハイウエイ、橋、空港までもが ハゲタカのファンドの傘下に入りつつあるようだ。ペンシルバニアのターンパイクが 300億ドル、サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジは34億ドルなどと値踏みされている。

なんでも民営化の風潮が 世界中で蔓延しているが 公共インフラまでも すべて民営化、すなわち 利益第一主義でよいのだろうか。社会主義も困るが、アメリカ型資本主義も 帝国主義的で問題がある。第3の道がないものですかね。

F1

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